イングリッシュ・カンパニーはどこが画期的なのか?
英語力を効率的に伸ばしていくには、まず自分の英語にどんな「課題」があるのかを見定め、それに対して適切な対策を講じていく必要があります。
でもこれは決して簡単なことではありません。
イングリッシュ・カンパニーはこの「課題把握→対策」の部分に焦点を当て、パーソナルトレーナーが生徒一人一人の課題がどこにあるかを見極めた上で、個人別に最適なトレーニングメニューをデザインしてくれます。
指導法には次のような特長があります。
イングリッシュ・カンパニーの指導法の特長
1.「第二言語習得研究」を基にした科学的アプローチ
「第二言語習得研究」とは「学習者が母語の次に言語を学ぶ過程を科学的に解明する学問で、心理学、言語学、教育学などの学際領域」(「ウィキペディア」https://ja.wikipedia.org/wiki/第二言語習得)です。
第二言語習得研究についてはとてもここで書ききれるものではありませんが、その誕生はエジンバラ大学の応用言語学の教授ピット・コーダーが1967年に書いた論文「学習者の誤用の重要性」だといわれています。
コーダー教授はこの論文の中で、それまで理論先行だった第二言語学習の研究を、学習者の実際の習得プロセスの研究に転換しました。
イングリッシュ・カンパニーの指導方法の基礎にあるのがこの「第二言語習得研究」です。
イングリッシュ・カンパニーでは単なる決まりきったテキスト主体の学習ではなく、こうした学問的裏付けのある手法を使って、最短距離で生徒の英語力を強化してくれます。
2.専門知識を持ったトレーナー
トレーナーは大学で第二言語習得研究や言語学、またその周辺領域を学んだ等、「英語を教える」ための専門知識を持っている方ばかりです。
英語を話せるだとか、第二言語習得について数冊本を読んだことがあるとか、そういったレベルではないということです。
そして全員が日本人。
私も実際トレーナーの方とお話する機会をいただきましたが、「教えること」に対する熱意にあふれていました。
これは大事なポイントです。
英語の講師についてはネイティブ信仰が強い人も多いかと思います。
ただ、問題は「日本人に英語を教えるための知識」を持たずに単に英語のネイティブだからということで日本人に英語を教えている講師も少なくないということです(というより、大半がそうではないでしょうか)。
そういう講師からのレッスンを受けていると、「自分はネイティブと会話している」という自己満足だけで実力がついているように錯覚してしまいかねません。
その点、イングリッシュ・カンパニーのトレーナーは言語の専門知識を持っているだけでなく、日本人として英語を学習することの難しさを知り尽くしていますので、生徒の課題を適確に把握して効果的な指導を行ってくれます。
3.生徒個人別のカリキュラム
イングリッシュ・カンパニーのメインカリキュラムであるマンツーマンコース、「全レベル対応コース」は通常の英会話スクールのように初級、中級、上級といったコース分けはされていません。
すべて各生徒のレベル、課題、目的に応じた個別指導が行われます。テキストに沿って画一的に進んでいくのではなく、トレーナーの判断により生徒個人個人でレッスン内容も異なります。
4.完全マンツーマンのレッスン
90日間の「全レベル対応コース」では、トレーナーと1対1で、90分のレッスンを週2回という比較的長時間で密度の濃いトレーニングを行います。
また、生徒1人を2人のトレーナーがチームで担当し、課題の識別やレッスン内容にトレーナー個人のバイアスがかからないようにしているそうです。
なお、最近文法に自信がない方向けの「初級者向けコース」や、ビジネス英語を専門にした「上級者コース」が追加されました。こちらはグループレッスンです。
5.自主トレメニューの設定
英会話スクールを上手に活用する鍵は、自習も含めた英語学習全体の中にレッスンをどう位置づけるかです。
基本的には自習で学んだ知識や技術をレッスンの中で「試す」という形がいいでしょう。
イングリッシュ・カンパニーのカリキュラムはスタジオでのトレーニングだけでなく、この自習部分も含めて総合的に考えられています。
生徒1人1人の状況に応じて、トレーナーが自主トレ用のメニューを設定します。
イングリッシュ・カンパニーの各スタジオには平日午前10時から午後10時(土日は午前9時半から)まで開いている自主トレ用のスペースも用意してありますので、生徒は自由に使うことができます。
また、空いているトレーナーに声をかけて質問をしたり、自習方法の相談をすることもできます。
イングリッシュ・カンパニーが他のスクールと一線を画す理由
英会話スクールを選ぶ際に、一般的な英会話スクールとイングリッシュ・カンパニーを横並びで比較するのはあまり意味がないことだと思います。
イングリッシュ・カンパニーの指導方法を例えて言うなら、それは「魚を欲しがっている人に対して魚を与えるのではなく、魚釣りの道具を与える」、あるいは「旅人に対しておすすめスポットのガイドブックを渡すのではなく、地図を渡す」手法です。
イングリッシュ・カンパニーのカリキュラムは90日間で終了します。この辺りも、入学時は初級、レッスンを積みながら中級、上級と果てしなく続くように思える他の英会話スクールとは異なります。
たった90日で大丈夫なんだろうか、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、この点が自分がイングリッシュ・カンパニーをお勧めできる点のひとつでもあります。
英語学習は90日で完了するほど簡単なものではありません。
かといって、効果の上がらない方法をダラダラ続けていてもお金と時間の無駄です。
イングリッシュ・カンパニーでは、この90日間で生徒に英語学習の地図を渡し、その歩き方を教えてくれるのです。
生徒は90日間で英語力を大きく向上させられるだけでなく、その後自分で効果的な学習を続けていく道筋を見つけることができるでしょう。
語学は生涯をかけて取り組める、実にやりがいのあるテーマです。
イングリッシュ・カンパニーでは一時的な実力向上にとどまらず、今後学習を続けていくにあたっての大きなヒントを得られるはずです。

morinoue
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