自分の子に向いているのは?忙しい中学生の塾と家庭教師の選び方
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お子さんが中学に入って中間テストや期末テストが始まると、親御さんたちは子供の勉強のしかたや毎日の勉強時間が気になってしまいますよね。
成績や高校受験のことなども頭に浮かんで、つい勉強のことでうるさく言ってしまい、親子でぶつかることも増えるのではないでしょうか。
しかし、中学生になった子供たち自身も、さまざまな変化がおとずれる中学生活の中で日々頑張っています。
親としては、そんな中学生の子供たちの頑張りを認めながらも、何とか日々の勉強にも真剣に取り組んでほしいものです。
そこで、勉強を手助けする手段として〈塾や家庭教師に学ぶ〉という選択にも触れながら、中学生の子供たちの勉強方法について考えてみたいと思います。
中学生が勉強したくなるには目標や計画が必要!
忙しい中学生が自分から勉強したいと思うようにさせるには、まず勉強の目標作りと勉強時間の設定から始めてみるのがいいでしょう。
勉強の目標というのは、定期テストの成績アップや高校受験などという長期的な目標でなくてもかまいません。
どちらかというと、〈今月は漢字の小テストで全部100点を取る!〉〈今週は3教科の分からないところをつぶす!〉などの小さな短期的目標の方が勉強のモチベーションを保ちやすいようです。
また、勉強時間の設定も勉強のモチベーションを保つために意外と重要なポイントです。
初めから長い時間ではなく、最初は10数分位の短い時間でもいいので、毎日やるよう子供に計画させてみましょう。
そもそも中学生はどこで勉強するのがいいのか?
高校生以上ならば、学校の帰りに図書館やカフェによって数時間勉強して帰ることも可能です。
一方、中学生の場合は学校帰りにどこかへ寄ること自体が基本的に禁止されているので、とりあえずまっすぐ自宅に帰ることになります。
そのため、放課後に中学生が勉強する場所は、必然的に自宅であることがほとんどです。
そこで、毎日自宅の中のどこで勉強するのかをあらかじめ決めておくといいかもしれません。
例えば、毎日時間になったら必ず自分の勉強机につく。あるいは、台所のテーブルに学校のカバンを持ってきて、宿題を広げるようにするなど、ルーティン化するといいと思います。
しかし、どうしても自宅で1人で勉強するのが苦手という場合は、塾に入って塾の自習室などで勉強するか、または自宅に家庭教師の先生を招いて一緒に勉強してもらうといった方法も考えられます。
塾より家庭教師が向いているお子さんとは?
中学生のお子さんをお持ちの親御さんから、「うちの子には塾で勉強するのが向いているのか、家庭教師の先生につく方がいいのか、どちらのほうが向いているのか分かりません」という話をよく聞きます。
遅い時間に友達と会ったり一緒に勉強したりするのが好きではないとか、部活後で疲れているのにまた外に出たくない、といった理由で塾を敬遠し、家庭教師を選ぶ子もいます。
その他にも〈人と成績を比べられたり競争したりしたくない〉〈自分を理解してくれる人とプライベートな空間で学びたい〉というマイペースな考え方の子供には、家庭教師との勉強の方が向いていると言えるでしょう。
思春期子育ての手助けにもなる家庭教師
部活動や行事などを終えて帰宅し、瞬く間に眠ってしまう子供たちに対して、親はどうしても頭ごなしに叱ったり、感情的に怒ったりしがちです。
また、中学生の子供たちのほうも、親に対して態度を硬化させたり反抗したりすることがだんだん増えてきます。
しかし、思春期の難しい年頃の子育ての一部である勉強の見守り・管理を、家庭教師の先生と共有し協力してもらうことで、親御さんの負担はかなり軽くなるはずです。
意外と気づかれにくいのですが、子供たちの勉強を家庭教師の先生に見てもらうことは、親御さんの手助けとしても大いに役立つのです。
高校受験の不安を解決するには?
日々勉強や部活動等で忙しい子供たちにとっては、志望校の決定やその高校の入試に向けての受験勉強は、まだまだ先のことだという感じでしょう。
その反面、周りの友達が学習に力を入れ始めたり、面談などで高校受験についての話を先生から聞いたりするうち、漠然とした不安も合わせ持つようになるかもしれません。
そういった不安は、本格的に受験勉強が始まってからもついてまわるものです。
もし、受験に対する不安が大きくて悩んでしまうようであれば、受験勉強のプロである家庭教師の先生に相談することも一つの解決策として頭に入れておきましょう。
それぞれのお悩みに合ったおすすめの家庭教師センターをこちらにご紹介していますので、ぜひご利用ください。
まとめ
中学生にとっては、部活動や委員会活動、さらに文化祭や体育祭、合唱コンクールといった大きな行事への取り組みを通して、友達や先生と関わりつつ人間性を日々育むことも、大切な学習です。
子供たちが、人として成長しながら勉強も頑張る中学生活を送るのは、実は思った以上にたいへんなことなのかもしれません。
時には塾あるいは家庭教師の先生の力を借りながら、子供たちが忙しい中学生活や受験勉強を無事乗り切れるよう、親としてしっかりサポートしていきたいものです。

rain
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