ゲームが得意な子供は勉強が得意?ゲーム好きを勉強に結びつける方法

勉強時間の敵ともいえるゲームには子供の能力を引き上げる力があるかもしれません。ゲームが得意な子供には情報処理能力が備わっています。この能力は勉強をするうえで必要な能力になります。「いつまでゲームをしているの!早く勉強しなさい」という前に子供とゲームとの付き合い方に関して話し合ってみてはどうでしょうか?

ゲームが得意な子供はルールが守れる

ゲームを家庭でしている子供のほとんどは家庭内でゲームにおけるルールを決めています。「宿題が終わってからゲームをする」「ゲームの時間を決めている」「夜は何時までする」というルールを親と相談して決めています。

これらは、親がゲームを購入する時に無制限にゲームをされては困るという理由からルールを決めている場合が多いです。子どもはゲームを買ってほしいのでこのルールを約束します。

 

なかにはルールを決めたが守れていないという意見もありますが、これは子供が一方的に悪いわけではありません。親がルールを守るということの重要性を伝えきれていない、ルールを守らせていないという原因があります。

ルールを守らなかった場合に罰則を与えることが良いわけではありませんが、ルールが何のために存在するのか、ルールは何のために守るのかということを理解させる必要があります。

これらをきっちりと守れる教育を家庭内でできている子供は、ルールを守ることの重要性を理解しています。

 

ゲームが得意な子供が勉強も得意になる理由

ゲームを家庭でしている子供の多くはゲームの時間を制限されています。無制限に行うことは、勉強時間や習い事、睡眠時間等から不可能です。このような限られた時間の中でゲームをするには「集中力」が必要です。

さらに、ゲームをすすめていくにあたり難易度が上がり求められる能力は「情報処理能力」です。この情報処理能力はどのように必要かというと、ゲームは基本的に登場人物やそのゲームの特性を理解していないとできません。

 

ゲームの特性は多種多様です。登場人物やアイテムの数も膨大な量です。そして、ゲームというものは自分の知識だけでクリアすることは難しい設定になっています。そこで、さまざまな情報を収集し、そこから必要な情報を抜粋して活用することでゲームをすすめることができます。

情報収集の方法はインターネットや書籍、友人から得ることが出来ます。情報には必要なものとそうでないもの、将来的に使うものがありそれらを選別し活用する能力が必要になります。勉強で必要な、「調べる能力」と同じです。わからないことは調べる、その調べた内容や情報から必要な答えを記入する。これはゲームと勉強に共通する能力になります。

 

これらの理由から、ゲームが得意な子供は勉強も得意になる可能性を秘めているということが考えられます。

 

ゲームを勉強に活かせるかは親のアプローチ次第

ゲームと勉強は別のものと考えがちですが、この考え方を変えることで勉強をゲーム感覚でさせることが可能です。ゲームは楽しい、勉強は楽しくないという考え方は大人が子供に教えたことです。

 

幼児教育では、子どもは「学ぶことが楽しい」状態でした。いつから「勉強が苦痛」に変化したのでしょうか?小学生になり義務化したこと、宿題が強制されたこと、勉強が数値化されたことにより自分への評価が変わったことが原因と考えられます。

 

勉強は強制されてするものではなく自分が生きていくために必要なことです。例えば、生きていくためには仕事をする、仕事をするにはさまざまな契約事項がある(勤務形態や給与等)、契約を理解するためには読解能力と漢字の知識が必要(基本的に契約は文書で行われる)であることを子供に教えたことがありますか?

 

ゲームをするためにも説明書や文章を読む必要があります。ゲームを攻略するためにインターネットや書籍を利用すれば、同様に読解力と漢字の知識が必要です。

 

まずは、親が「ゲームは勉強の妨げ」という考えを捨て「勉強に活用できるツール」であることを認識しましょう。

 

親が計画的に勉強させるためのサポート

「子供が計画的に勉強してほしい」と思うのであれば、まずは「計画的にゲームを実施させる」ことから始めましょう。多くの子供は勉強を計画的にすることよりもゲームを計画的にすすめることを簡単と考えます。

まずは計画を視覚化します。具体的には紙に書き見える場所に貼る、ホワイトボードを活用して掲示する方法があります。具体的な時間帯と時間数を記入することで何にどれだけの時間を使ったかということが一目でわかるようにします。

 

次に作成した計画表を振り返ります。この作業で実施できたのか、できなかったのかを振り返り、できなかった場合は原因を考えます。計画に無理があったのか、計画どおりに実行できなかった原因が自分にあるのか自分以外にあるのかということを一緒に考えます。

 

ここで重要なのは、計画どおりにいかなかったことを責めるのではなく、客観的に見て判断すること、次回の計画に向けて役立てることを重視します。

 

子供が自分で計画を立てられるようにサポートする方法

最終的には自分で計画をたてて勉強するようになることが目標です。これは年齢にもよりますが短期間で習得することは困難です。中学生や高校生であれば、短期間で習得できる可能性もありますが、小学生の期間は親子で取り組むようにしましょう。計画をルーティン化できれば可能な場合もありますが、フィードバックを親子で行うことにより子供の負担は減り継続しやすくなります。

1日のタイムスケジュール、家庭学習や余暇の時間の把握、これらを自分で計画できるようになれば週間スケジュールにも挑戦してみましょう。

平日と週末の計画を立てることが出来ることにより、勉強時間を効率的にとることができ、ゲームをする時間や余暇の時間をより多く確保できる可能性があります。

これらを親子で定期的に計画を見直すことにより、子供が計画性を習得できます。

 

まとめ

 

子供にとってゲームと勉強の関係は切り離すことはできません。ゲームを規制することよりも勉強に活用することで、親にとっても子供にとってもストレスを軽減させることができます。ゲームと勉強を両立させる計画を立てることにより、効率的に時間を使いましょう。

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ゲームが得意な子供は勉強が得意?ゲーム好きを勉強に結びつける方法
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勉強時間の敵ともいえるゲームには子供の能力を引き上げる力があるかもしれません。ゲームが得意な子供には情報処理能力が備わっています。この能力は勉強をするうえで必要な能力になります。「いつまでゲームをしているの!早く勉強しなさい」という前に子供とゲームとの付き合い方に関して話し合ってみてはどうでしょうか?
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学びのブログ
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koyu

フランチャイズで塾を経営し、特に義務教育や幼児教育における子供を対象とした「自学自習」を目指した教育に注力している。
平均的な学力のお子様の勉強方法や、平均を目標としているお子様の親御さんとのカウンセリング等の経験を持つ。
多くの保護者からの「宿題を自主的にしてほしい」「勉強に対する意識を持ってほしい」という悩みに寄り添い、教育に対して携わっている。
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