やる気が出ない子にやる気を出させるには?早朝勉強のすすめと緊急打開策

 

日々の勉強が大切だということはよく分かっていても、実際に毎日学校から帰った後、夜になってから次のテストの勉強や明日のための予習などをやる気がなかなか出ない。それどころか、今日学校で出された明日までの宿題にさえ取り掛かる気になれない!という子供たちの声をよく聴きます。

 

何時間たってもなかなかやる気が出なくて、すぐ勉強の時間が足りなくなる、という子は、そのまま無理をして夜中に勉強するよりも、翌朝少し早く起こして勉強させるほうがいいかもしれません。早朝勉強を始めてから、勉強のやる気がわいてきたという子供たちもよくいます。

 

そこで、なぜ早朝勉強がやる気の出ない子供たちにいいのかについて詳しくご紹介していきます。さらに、「とにかく急いでどうにかしてやる気の出ない状況を打開したい!」という方向けの緊急の打開策についてもお話しします。

 

早朝勉強は本当に効率があがるの?

昔からよく「朝早く起きて勉強したら、頭もさえて短時間で効率よくでき、やる気が出る」と言われています。たしかに、夜中に眠気と戦いながらだらだらと休みながら勉強し続けるよりも、寝て起きてすっきりした頭で、学校へ行くまでの限られた時間内に急いで学習したほうが効率がよさそうだと思われます。

 

この早朝勉強に関しては最近特に研究が進んでいて、まず脳の中で記憶をつかさどる器官である海馬が、夜間に前日の記憶をまとめておくので、いらない情報が処理済で頭が整理されている、ということがわかっています。

そして、さらにごく最近の研究から、海馬の神経細胞内で生み出される記憶のためのタンパク物質は夜間にだんだん増えていくので、それがピークに達する早朝が最も記憶に適している、というのです。だから、昔から言われる早朝勉強の効率の良さは科学的にも正しいと言えるでしょう。

 

難関大学合格者には朝型勉強の子が多いらしい!

 

自身が難関大学出身で、現在中高生の家庭教師をやっているある講師は、子供たちに授業をした後、「今夜は今とったノートをよく見てから寝て、明日の朝練習問題を解いてね」と伝えるそうです。これは、夜のうちにインプットをして、朝アウトプットをするという勉強法の一つなのだとか。

 

以前何かのニュース番組でも特集されていましたが、東京大学・京都大学などの難関大学への合格者には、朝早く起きて受験勉強をしていた人が多いそうです。これは、彼ら自身が難関高校に通っていて授業が遅くまであったりして、夕方遅くまでインプットをするはめになるので、アウトプットは朝の脳が快適な時に行うほうが時間的・理論的にも適しているからだと思われます。

 

朝起きるのが苦手な子にもとりあえず始めさせよう!

 

早朝勉強は、今や脳科学的も立証されるようになり、その効果も大いに期待できる勉強法なので、親からするとえひうちの子にもやってほしい!と思うことでしょう。しかし子供たちの中には、朝起きるのが苦手だからやっぱり勉強は夜しておくほうが自分には合っているかも、と思う子は多いのではないでしょうか。

そうなると、親から無理強いもしたくないし、と子供たちに早朝勉強をさせるのをあきらめてしまう方も多いかもしれませんね。

 

でも、朝少しでも勉強することを目指して、ほんの10分だけでも早起きすることを始めてみたら、子供たちは「あれ?意外と自分にもできるんだな」と気づくものです。その気づきが、だんだん子供たちの勉強をする意欲を増してくれるでしょう。まずは、5分・10分の早起きから始めて、1問でも問題を解かせるようにしてみましょう。

 

何もやる気がない夜は教科書を読むだけにしよう

逆に、夜に何も勉強しないでいるのは不安になる。でもやる気も出ないという子もいるかもしれません。

そんな夜は、とりあえず教科書を読むだけの勉強にとどめさせておきます。教科書をなんとなく読むだけなら勉強とは言えないのでは?と不安がる必要はありません。教科書の文を目で見てそれを読むだけの作業でも、子供たちの脳内の記憶情報処理をつかさどる海馬が、夜中に働いて何らかの処置をしてくれて、記憶に残してくれる可能性があるからです。

 

そして、できれば次の日の朝は少し早めに子供たちを起こし、もう一度同じところを読ませてみます。脳の海馬は、繰り返してインプットされる情報を優先的に記憶させるので、何気ない繰り返し作業が実は功を奏すかもしれません。

 

テスト前は眠れなくてもとにかく目を閉じ続ければ大丈夫!

 

ところで、テストが近づくにつれて、気ばかり焦って勉強も思うように進んでいない時などは、「今夜はもう寝て、明日の朝勉強しよう」と考えても、すんなり眠れずに困ってしまうという子供たちもよくいます。

 

それでも寝られなくてイライラする必要はないのです。とにかく子供たちの部屋の電気を暗くして、目を閉じるようにさせます。人間の体内時計は、目から感じ取る光の量に影響を受けるので、眠りにつけなくても、目から入る光をシャットダウンしさえすれば、身体と心を休めることができるのです。

極端なことを言えば、朝まで一睡もできなくても、子供たちは目を閉じ続けていれば睡眠をとったのと同じくらいの休息が取れているので、大丈夫です!

 

急いでやる気の出ない状況を打開したい時は!?緊急の打開策

早朝勉強にうまくシフトして、やる気の出ない状況から脱出したいとは思っても、それ以前に「自分だけでやる気を出すというのが難しい!」「親の協力を得てやっていきたいけどケンカになってしまう」などの問題からなかなか進まなくて、早くどうにかしたい!という子も多いでしょう。その場合は、〈家庭教師〉という解決法もあります。

 

家庭教師の先生にお願いして勉強するということは、ただ単に勉強を教わるというだけではなく、先生がそばについて今の学習状況を把握し、一緒に学習を進めてくれることでモチベーションをあげてくれる、というメリットがあるのです。完全に一対一の対面なので、子供たちが自分一人だと気づかない点にまで目を配ってもらえて、学習期間の中で定期的に先生からチェックをしてもらえるので、本人も「やらなければ」という気持ちになります。

 

長い間やる気が出なくて焦っていた子が、家庭教師の先生とともに勉強するようになってから、あっという間に人が変わったように勉強に取り組むようになった、という例もよくあるので、緊急の打開策としてはとても有効だといえます。

 

まとめ

昼間の間に学校でのさまざまな活動を経て、身体的も精神的にも子供たちの疲労が一番たまり、身体が無意識のうちに休息したがっているのは夜です。自分が好きなことをやるのなら、夜でもテンションが上がって起きていられますが、特に好きでもない勉強をしなければいけないなら、やる気が出なくてもしかたのないことです。

それでも、この子はきっとずっとやる気が出ないのだ、などとあきらめてしまわずに、この際、早朝勉強へシフトさせることも考えてみてはいかがでしょうか。

早朝勉強する時の脳のメカニズムやメリットを知った上で、少しの早起きの習慣づけから始めてみたら、意外と簡単に朝型に切り替わって、子供たちのやる気がどんどんわいてくるかもしれませんよ!

 

やる気が出ないという経験は誰しも一度は持っているものです。子供が一人で解決するのが難しいと思った時には、いろんな人の経験談や意見も聞いてみるといいのではないでしょうか。

 

そして、早くどうにかしなくては!と親子で焦ってしまってなかなか進まない場合は、勉強のスペシャリストで一対一で一緒に勉強しながら考えてくれる家庭教師の先生にお願いするなど、早めの打開策もとってみましょう。

 

 

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日々の勉強が大切だということはよく分かっていても、実際に毎日学校から帰った後、夜になってから次のテストの勉強や明日のための予習などをやる気がなかなか出ない。それどころか、今日学校で出された明日までの宿題にさえ取り掛かる気になれない!という子供たちの声をよく聴きます。  何時間たってもなかなかやる気が出なくて、すぐ勉強の時間が足りなくなる、という子は、そのまま無理をして夜中に勉強するよりも、翌朝少し早く起こして勉強させるほうがいいかもしれません。早朝勉強を始めてから、勉強のやる気がわいてきたという子供たちもよくいます。  そこで、なぜ早朝勉強がやる気の出ない子供たちにいいのかについて詳しくご紹介していきます。さらに、「とにかく急いでどうにかしてやる気の出ない状況を打開したい!」という方向けの緊急の打開策についてもお話しします。
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rain

現在は学習塾で高校・大学受験生の現代文・古典・英語・TOEIC・英検受験指導と、週に2日英会話教室で教えており、自らも大学生と高校生の子を持つ親として、親の立場で子供の学習や受験に悩んだ経験から得たものを、多くの方とシェアできたらと思っています。
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