あなたはできてる?子供のヤル気を上げるコツとは

 

毎日の勉強態度を見ていると、「やる気あるの?」と言ってしまう保護者も多いと思います。注意されてするくらいなら、言われる前にやってほしいと思っている人も多いでしょう。

「やる気を出せ」と言われても、すぐにやる気が出るわけではありません。では、どのようなアプローチをすれば子供は自分から勉強するようになるのでしょうか?

 

やる気のない原因を知る

子供にだってやりたいことや、したくないことがあります。しかし、毎日の勉強は「したくない」からといって、やらなくても良いというわけではありません。親が知っておくことも重要ですが、子供自身が「なぜやりたくないのか」「なぜやる気が出ないのか」ということを考えることも大切です。

勉強にやる気が出ない理由としては、「勉強よりもやりたいことがある」「体力的に疲れてしんどい」「勉強内容が理解できない」「やる意味がわからない」「やっても認めてもらえない」等々、子供によって理由はさまざまです。

子供のタイプによりアプローチ方法は異なりますが、何となく意識せずにダラダラと過ごし時間が経過している場合も少なくありません。子供の年齢にもよりますが、勉強そのものに対して親が思っているほどの重要度はなく、時間の感覚も大人とは異なります。

やる気が見られない子供には保護者が声掛けをし、理由を聞き出し、その原因を子供に自覚させましょう。

 

正しい「褒め方」

「褒めて伸ばす」という言葉を聞きますが、どのような言葉をかけて褒めるのがよいのでしょうか?

「褒めること」と「おだてること」は違います。褒めるとは、称賛に値する内容に対しての言葉かけで、おだてるとは相手を良い気持ちにさせるためにダメな部分でも聞こえの良い言葉で伝えることです。子供は褒めると喜びますし、おだてられると行動にうつしやすいです。おだてて勉強させるということは、豚もおだてりゃ木に登るということわざにもあるように、言葉で誘導しているだけなのです。

正しく褒めるポイントは、客観的な伝え方をすることです。事実に基づき、良かったことを伝えます。その時、具体的に何が良かったのか、結果ではなく努力したことを認める、子供にも褒められるべき内容を言わせる、いつまでも同じことを褒めないということに注意しましょう。これを繰り返すことにより、子供自身の意識が高くなります。

褒めると同時に物を与えることに関しては注意が必要です。テストで結果が出たら、何かしたらご褒美をあげるというシステムは危険です。年齢が上がるうちに要求レベルが上がり、対応できないと子供のやる気はなくなってしまいます。ただ、結果に対してではなく、努力に対するご褒美は有効です。日々の継続や努力に対しては認め、それに対する評価は子供のやる気を促します。

逆に、叱るときは簡潔に感情的にならずに伝えます。興奮して感情的になると要点ではなく気持ちだけしか伝わらず、今後も同じ失敗をします。あとは、人前で見せしめのように怒らないことと、怒りっぱなしで話を終えないことです。叱る行為は、同じ過ちを繰り返さないために行う行為です。

 

子供のやる気と時間の関係

子供は大人が思っているほど勉強や時間に対して深く考えていません。大人は仕事や経験上で時間の制限や計画性を求められてきましたが、子供は時間に対しての課題を与えられています。学校では時間割りがあり、カリキュラムは時間に応じて組まれています。習い事もある程度の時間数に対して指導されます。

大人のように課題から時間を計算するのではなく。「この時間にこの課題をする」という習慣のもと生活しています。これを親は理解しましょう。そのうえで、家庭でも時間を決めて課題に取り組む習慣を身につけましょう。

具体的には、「何時から、どれくらいの時間で、何をする」という家庭での時間割のようなシステムを作ります。これにより、限られた時間での作業に集中力が養われ、達成することにより次へのやる気につながります。このような小さな成功体験の繰り返しが子供のやる気と集中力を高めます。

子供がやる気になる環境

子供の勉強場所としてリビング学習が注目されていますが、子供がやる気になる環境には何が必要なのでしょうか?
リビング学習のメリットは親の目が届きやすいということがあります。これは低学年では安心して過ごせることやわからないことがある場合にすぐに解決できるというメリットもあります。しかし、すべての家庭においてリビング学習が良いというわけではありません。

子供が集中して勉強できる環境として「ある程度の静けさ」「誘惑が視界に入らないこと」「兄弟姉妹に邪魔されないこと」があります。ある程度の静けさが保たれている場合は問題ないのですが、家事やその他の作業の雑音があるリビングルームは集中する場所として不適切です。誘惑とは、テレビやゲーム等があります。

物が多い場所において、視界に入ることにより、宿題以外のことを考えてしまいます。これではせっかくやる気になっても他のことが気になってします。
最後に、兄弟姉妹がいる場合は、できるだけ別々の部屋で勉強します。お互いに悪気はなくとも、話しかけたりすることで集中力が途切れて注意がそれてしまう場合があります。

以上をふまえると、勉強をするやる気は環境によって変化します。子供の年齢や、生活環境に応じて勉強する場所を決めましょう。

まとめ

子供のやる気を伸ばすには、環境や習慣、周りのサポートが必要です。子供自身の自覚も必要ですが、自分で気がつく年齢になるまでは周りの大人が気づかせてあげることで成長します。大人でもやる気を継続することが困難な時期もあるので、100%を常に求めず、柔軟に対応することも子供の成長には必要です。

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毎日の勉強態度を見ていると、「やる気あるの?」と言ってしまう保護者も多いと思います。注意されてするくらいなら、言われる前にやってほしいと思っている人も多いでしょう。 「やる気を出せ」と言われても、すぐにやる気が出るわけではありません。では、どのようなアプローチをすれば子供は自分から勉強するようになるのでしょうか?
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学びのブログ
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koyu

フランチャイズで塾を経営し、特に義務教育や幼児教育における子供を対象とした「自学自習」を目指した教育に注力している。
平均的な学力のお子様の勉強方法や、平均を目標としているお子様の親御さんとのカウンセリング等の経験を持つ。
多くの保護者からの「宿題を自主的にしてほしい」「勉強に対する意識を持ってほしい」という悩みに寄り添い、教育に対して携わっている。
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