小学校で英語が始まる 家庭でできる英語学習アプリ5選!

 

2020年に学習指導要領が改訂され、小学校で行う学習内容が変わります。その中でも、英語が3年生から必修になったこと、プログラミングを小学校で取り扱うようになったことは大きな改訂の一つであると言えるでしょう。

この二つからもわかるように小学校で行う学習内容は、近年ますます多様になってきています。そのため、小学校教育、あるいはそれ以前の幼児教育の重要性は高まる一方です。筆者は以前、小学校で教壇に立ち、英語教育を学習指導要領に先駆けて実施していました。その経験から今回は、タブレットを使ってできる家庭でできる英語学習をご紹介しましょう。

 

アプリを使ったどのような家庭学習がふさわしいのか

どのようなアプリを使うことがふさわしいのかを考える前に、なぜ英語教育が小学校から行われるようになったのかの経緯を簡単にお話します。それは、子どもの耳が大人のそれよりも柔軟だからです。子どもは大人以上に英語を聞き分けることができるのです。つまり、小学校までに英語に耳慣れしておくということは、大きくなってから行うよりもはるかに効果が期待できるのです。

小学校での英語学習についての記事はこちらも御覧ください。

 

小学校の英語教育においても、小学生の聞き分け能力は重視されており、授業の中でも、「読んだり、書いたり」することよりも、「話したり、聞いたり」することの方に時間が割かれています。特に、英語で色や数字などのカテゴリをまとめて学習し、ゲームやインタビューを通じて、話す聞く機会を多く設けています。

こうした観点から、今回紹介するアプリでは以下のことを重視しています。

①子どもが音声を通して学習できるか。

②学習できる英語や単語にカテゴリやまとまりがあるか。

このような観点を踏まえた学習アプリこそが、今後の小学校の英語教育に合わせた家庭でできる英語学習であると筆者は考えています。それでは次の章から早速紹介してまいりましょう。

 

Fun English: 英語学習

まず紹介する英語学習アプリは「Fun English: 英語学習」というアプリです。このアプリは主に小学校低学年から中学年の子どもたちに最適です。

このアプリの良いところは子どもたちが目的意識を持って英語学習に取り組める点です。それぞれのレッスンが色や数字、食べ物、動物など英単語ごとにカテゴライズされ、小学生でも自ら自分の学習したい内容を選択することができます。それぞれのレッスンは英単語の音声に合わせてゲーム感覚で進めることができるため、小学生の英語の耳慣れにも最適です。ただし、一部の英単語カテゴリは無料で公開されているものの、さらに学習をすすめるためにカテゴリを増やすには課金する必要があります。

・Android

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.pumkin.fun&hl=ja

・App

https://itunes.apple.com/jp/app/楽しい英語-fun-english-子供英语学習-esl/id428920239

 

子供向け英語クイズ きいて!さわって!ABC

次に紹介するアプリは「子供向け英語クイズ きいて!さわって!ABC」というアプリです。このアプリは三段階の難易度に設定され、下は就学前の子どもから、上は小学校中学年まで学習に活用することができます。一つ目のレベルでは、それぞれのアルファベットに応じた英単語を学ぶことができます。「A」のアルファベットを触ると「Apple」を発音されるようにアルファベットと音声、英単語を対応して学習することができます。

二つ目のレベルではそれぞれの英単語同士をグループ分けしていくゲームです。例えば「Apple」と「Orange」を選択し、カテゴリ分けしていきます。

三つ目のレベルで子どもたちのリスニング力の向上をはかることができます。音声で聞いた英単語を基に、タブレット上で対応する英単語を選択します。これは大人でも注意深く聞いていないとなかなか正解にはたどりつくことができません。小学生にとってはアプリの教材を通してアルファベットを覚えるとともに、英語の音声に耳慣れすることができるでしょう。

 

・Android

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.anyware_inc.alphabet&hl=ja

・App

https://itunes.apple.com/jp/app/きいて-さわって-abc-英語が身につ%E3/id1001407490?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

 

子供のための英会話: 子供や初心者のための英会話

三つ目に紹介するのは「子供のための英会話: 子供や初心者のための英会話」というアプリです。このアプリは、英語での簡単なあいさつなど、英語の基礎力がついた小学校中学年から高学年向けのアプリといえます。

このアプリでは学校でよくあるシーンについての英会話を映像で視聴することができます。小学生にとっては状況が想像しやすい映像をタブレットで視聴できるため、英語の意味がわからなくても、どんなことを言っているのか容易に想像することができます。さらにこの動画の後半には、会話の部分だけを抜き取った自学の時間も設定されているため、音声で学習できるとともに、自分自身の練習にもつなげることができる教材となるでしょう。

 

・android

https://play.google.com/store/apps/details?id=vn.magik.englishkid

 

Storytime

次のアプリは「Storytime」というアプリです。このアプリは様々な物語を英語の音声と動画で視聴することができる教材です。ただし、物語中に出てくる英語は、一語や二語ではない英語文のため、このアプリはある程度英語に慣れ始めた小学校高学年向けの学習教材と言えます。

扱われているのは「赤ずきんちゃん」や「シンデレラ」など誰もが一度は聞いたことのある物語なので、子どもにとっては英語の意味がわからなくても、内容を想像することができるでしょう。繰り返し聞いている内に英語の音声と意味がつながり、小学生でも英語の理解を深めることができるアプリです。ただし、無料で公開されている物語は一部のみで、その他は有料となるため、学習をさらに続けるためには一定の費用が必要なアプリです。

 

・android

https://android.app-liv.jp/001098864/

・App

https://app-liv.jp/687201591/

 

リトルフォックス:こどものえいごうた

最後に紹介するアプリは「リトルフォックス:こどものえいごうた」です。このアプリは英語の歌を中心に学習をすすめることができる教材です。歌自体は就学前の子どもでも口ずさむことができるような簡単なリズムですが、使われている英語はやや難解です。英語の意味を理解するというよりも、歌を通して英語のリズムや語感に慣れるためのアプリと言えるでしょう。無料版でも多くの歌が配信されていますので、聞き流すだけでも試す価値があります。

 

・android

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.littlefox.song&hl=ja

・App

https://app-liv.jp/666158506/

 

まとめ

今回、小学生の英語学習に最適な五つの教材アプリを紹介しました。いずれの教材にも共通していることですが、

どれもグラフィックに一工夫が凝らされ、子どもの目を引く教材ばかりです。タブレットを使って学習するメリットはこの点にあると、筆者自身感じています。子どもに飽きがこない作りこみはさすがです。しかし、タブレット一つで学習ができるからと言って、タブレットを渡しっぱなしでは子どもたちのより良い学習にはつなげることはできません。

学習の進捗状況を親子で一緒に見たり、できたことをほめてあげたりと、子どもたちがさらに学習に取り組めるような働きかけをお父さんお母さんからしてあげてください。そうした声かけの一つ一つが子どもたちの英語学習をさらに深めることになるでしょう。

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小学校で英語が始まる 家庭でできる英語学習アプリ5選!
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2020年に学習指導要領が改訂され、小学校で行う学習内容が変わります。その中でも、英語が3年生から必修になったこと、プログラミングを小学校で取り扱うようになったことは大きな改訂の一つであると言えるでしょう。 この二つからもわかるように小学校で行う学習内容は、近年ますます多様になってきています。そのため、小学校教育、あるいはそれ以前の幼児教育の重要性は高まる一方です。筆者は以前、小学校で教壇に立ち、英語教育を学習指導要領に先駆けて実施していました。その経験から今回は、タブレットを使ってできる家庭でできる英語学習をご紹介しましょう。
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学びのブログ
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moto

小学校で教諭として長年勤務した経験を持つ。教員時代には特に、生徒指導と情報教育に関する研究を深め、それぞれの研究実践について、講演経験を持つ。また、勤務した小学校には、英語教育や道徳教育について新学習指導要領施行前に実践していた学校が含まれ、英語教育についての実践経験も持ち合わせる。現在は海外の教育について研鑽を深めるため、各国の教育方法等に関して研究をしている。
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